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日本のゲーム事情

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日本のゲームシェア

 最近は、ゲームが当たり前のように生活に浸透しています。普段生活している中でゲームの話題が出たり、生活の一部にゲームが入り込んでいるという人もいるでしょう。当サイトでもゲーム、とりわけeスポーツにフォーカスを当てて運営を行っているわけですが、今回は詳しく日本のゲーム事情をお伝えしようと思います。

 まず、前提としてゲームのプラットフォームは一般的にアーケード、コンシューマ、PC、モバイルの4つに分類されています。そこからさらに別のハードへと分類されていくわけですが、このそれぞれのプラットフォームにおけるゲームのシェア比率が、いま急激に変化しています。その変遷をたどる前に、それぞれのプラットフォームについて整理しておきましょう。

各プラットフォームにおけるゲームの分類

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アーケードゲーム

一般的にゲームセンターに置かれているゲームの事を指し、業務用ゲーム機械のことです。コンシューマとは対局にあるものと言ってよいでしょう。

コンシューマゲーム

家庭や個人向けに作られたゲーム機とゲームソフト(テレビゲームや携帯型ゲーム)でプレイするコンピュータゲーム(家庭用ゲーム)を指します。いわゆる「テレビゲーム」ですが、据置型(PS4、Wii、Xboxなど)と携帯型(3DS、PSVitaなど)でハードが分類されています。

PCゲーム

Windows PCやMacintoshなどで利用するゲームを指します。オンラインかオフラインかでハードが分類されます。

モバイルゲーム

モバイル端末で利用するゲーム全般を指し、フィーチャーフォン・スマートフォン・タブレット端末などによってハードが分類されています。スマートフォンやタブレット端末が普及し、いま爆発的に売上を伸ばしているプラットフォームです。


 日本のコンシューマで中心的な役割を担っているのは、ゲーム専用ハードを作る任天堂やソニー・コンピュータエンタテインメント、Microsoft 等のハード会社です。一般的に「ゲーム」という言葉を目にするとコンシューマとアーケードをイメージすることが多いと思いますが、冒頭にも書いたとおり近年ではモバイルゲームの台頭があり、また海外と比較するとPCゲームの消費量も圧倒的な差があります。

海外との市場の比較

 さて、今回は海外との比較から日本のゲーム事情を見ていきたいと思います。データの年代は3年分のズレはありますが、アメリカの2015年の市場予測規模と、日本の2012年の市場を比較してみます。

米国2015年のプラットフォーム別市場規模

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 アメリカの2015年の市場予測では約220億ドル(日本円だと約2兆6400億円)であり、そのうちPCゲームのシェアが24%、モバイルゲームが16%、コンシューマが45%となっています(ゲーム調査会社Newzoo調べ)。アメリカのゲーム市場は世界最大規模であり、ゲーム大国と言ってよいでしょう。そのなかでコンシューマのシェアは全体のおよそ半分と、業界を牽引していることがわかります。対して、日本を見てみましょう。

日本のゲーム市場年代別推移

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 2012時点での日本のゲーム市場は、全体の売上総額が約1兆1000億円で、そのうちコンシューマゲームが約44%の4.857億円、PCゲームが約17%の1,901億円、モバイルゲームはなんと約38%の4,242億円にまで及びます(みずほ銀行調査)。2012年時点ではまだフィーチャーフォン向けソーシャルゲームが台頭していた頃で、現在はスマートフォン向けアプリゲームがさらに市場を拡大し、その勢力を強めています。また、コンシューマゲームにおいては年々右肩下がりの傾向にあり、市場の縮小が進んでいます。ただし、日本全体のゲーム市場でいえば少しずつではありますが拡大傾向にあるという結果が出ています。

 これらのデータから、日本のゲーム市場そのものが海外とは少々違った形態をなしており、ゲームそのものの味方が違う可能性がある、ということがわかっていただけたかと思います。

日本ゲーム業界の抱える課題

 先述の通り、コンシューマゲームの力は弱まってきていますし、モバイルゲームは拡大し成長しています。しかし全体で見れば、日本のゲーム業界の利益は上がっています。しかしながら、成長を続けているモバイルゲームもたくさんの会社やアプリが生まれていて、簡単に利益が上げられなくなってきています。コンシューマゲームについては、もちろんユーザーがコンシューマを捨てただとか、そういう単純な理由ではなく、技術が上がったことによるソフト開発費用の上昇など、そういった事情もあります。

 こういった状況の中で、海外コンシューマゲーム市場における競争力をいかに高めて行くか。また、国内のゲームユーザーをいかに海外のゲームユーザーの嗜好にも目を向けさせ、対応させていくかが課題となってくるでしょう。海外で盛んに行われているeスポーツのイベントは、当然のようにコンシューマゲーム、PCゲームがその中心となっています。今後、新しいゲーム性を提供してくれるゲームデバイスが登場することも考えられますが、こういった厳しい環境にいかに対応するのかが問われている、とも捉えることができるでしょう。


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