北米のプロチーム、Emberが選手の収入を公開 | LoL攻略まとめ

北米のプロチーム、Emberが選手の収入を公開

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プロゲーマーと収入

現在北米を中心に、「プロゲーマーは収入に透明性を持たせるべきだ」という議論が持ち上がっています。
北米に限らず、韓国や中国などでは日本に比べて、競技ゲームを生活の糧とする、いわゆる「プロゲーマー」が一般的に認知されているようです。そのためプレイヤー側の視点として、「自分はこの業界で適切な収入を得ているのか」という事を知るためには、比較するための根拠となる情報が必要になってくるはずだ、というわけです。
こうした流れを受けて、NA LCSへの出場を目指しているプロチーム「Ember」が、契約選手の収入を公開するに至りました。

 

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カッコ内左側が基本給、右側が契約金や成績を考慮したボーナス。(画像はeSportspediaより引用)

 
League of Legends発祥の地である北米では競技シーンの人気も高く、選手の収入も高いように感じられますね。
他のプロチームに所属していたメンバーが多い事を差し引いても、NA LCSへの出場権を得ていないチームがこれだけの給料を受けているのは驚くべきことでしょう。

(※EmberはCloud9 Tempestの持つ、LCS出場を賭けて争うChallenger Tournamentの参加権を買い取って創設されたチームです)

Emberに限らず、元TSMのWildTurtle選手などが移籍して設立されたチームとして知られる「Immortals」のオーナー、Noah Whinston氏も「公開されるべき」という見解を示しています。
またKeSPA(Korean e-SPorts Association)が、リーグに所属しているプレイヤー40人の平均給与が、日本円に換算すると約700万円であると公開するなど、こうした動きが広まりつつあるのかもしれません。

日本の場合は・・・?

競技ゲームのプレイヤー達の収入源は大会賞金、スポンサーからの給料、ゲーム配信などの広告収入などが挙げられると思いますが、大会賞金以外は外部の人間が把握することができず、実際にどの程度のサポートを受けているのか、という事を知る術はありません。
しかし他のスポーツ、例えば野球選手の年俸は(推測も含めてではありますが)ある程度公開されていると言えるでしょう。契約更改の時期になれば、○○選手が×億円で契約書にサイン、というニュースがスポーツ新聞によって報じられる事も珍しくありません。

日本でも少しずつ「e-Sports」という単語が知られるようになり、それに伴ってプロゲーマーという職種もある程度耳慣れたものになってきているように感じます。しかしながら個人レベルではともかく、e-Sportsという産業が浸透しているかというと、まだまだ海外と比べれば規模が小さいことは否めません。そうした環境を考えると、この議論をそのまま日本に持ってくることが適切とは思いませんが、競技シーンが健全に発展していくために、一種の「タブー」になりがちな話題にも触れていく必要があるかもしれませんね。

参考・引用元リンク

Better humans become better athletes
Immortals CEO: “It’s Pretty Obvious That Player Salaries Need to Be Public”
eSportspedia-Ember