「かげうち」サーナイト、その真意とは。超高速で「ハイパーボイス」を撃つ、サーナイト+レパルダスを解説!【VGC2015/グロリアクラシック第3回予選優勝】 | ポケモン攻略まとめ

「かげうち」サーナイト、その真意とは。超高速で「ハイパーボイス」を撃つ、サーナイト+レパルダスを解説!【VGC2015/グロリアクラシック第3回予選優勝】

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12月5日に行われた「グロリアクラシック」第3回予選で優勝した、きみどり(@7_mizukimidori)さんの構築解説記事を掲載させていただきます。きみどりさんはダブルバトルだけではなく、シングルバトルやトリプルバトルもされている総合勢で、こちらのブログにはさまざまなルールの構築が解説されています。1つのルールに囚われない柔軟な発想を垣間見ることができますよ!
 
 

ムーンフォース by コマドリ on pixiv


 

パーティ

VGC2015 VGC2015 技1 技2 技3 技4 特性
ねこだまし アンコール イカサマ いばる いたずらごころ
ハイパーボイス サイコキネシス まもる かげうち サーナイトナイト
ねっぷう めざめるパワー氷 むしのさざめき オーバーヒート ほのおのからだ
たきのぼり ちょうはつ でんじは まもる いかく
10まんボルト めざめるパワー氷 まもる おいかぜ プレッシャー
いわなだれ インファイト ファストガード まもる せいぎのこころ

使用時期

2015/07~12
 

実績

グロリアクラシック予選第1回予選ベスト8
グロリアクラシック予選第3回予選優勝
 

予選第3回 決勝戦 きみどり vs ロダン


 

レパルダスとサーナイトのギミックパーティを駆使し、決勝へと進んだきみどりさん。対するは、メガシンカにガルーラを採用したロダンさんですが、ドーブル・ファイアロー・ピクシーと一癖も二癖もあるポケモン達で囲っているパーティでした。果たしてどのようにして「ダークホール」や「ちいさくなる」の魔の手をかいくぐり、勝利することができたのか注目。

 
 
 

 

個別解説

レパルダス レパルダス

ねこだまし アンコール イカサマ いばる @きあいのたすき / いたずらごころ
実数値:171-*-71-*-70-173
努力値:H252 B4 S252
性格:おくびょう

 

ギミック要員。後述するコンボ?で必要となります。「ねこだまし」と「アンコール」は確定として、ある程度の打点を持ちたかったので「イカサマ」、残り1枠は「うそなき」と悩みましたが、置物になりたくなかったのとワンチャンを作るために「いばる」を採用しました。
 

実際に使ってみて、サーナイトの「ハイパーボイス」が受けられる耐久を持つポケモン(クレセリア、スイクンなど)に対して「うそなき」があれば・・・と思う場面もあったのでそちらでもよかったかもしれないです。
 

フォロワー様と構築について相談していた際に、サーナイトの素早さを上げてギミックに頼りすぎず、「ハイパーボイス」+「うそなき」もできるのではないかとアドバイスをいただいたので、今後そちらの方向も検討したいと思います。
 
 

「アンコール」と先制技を利用したコンボ

 

知ってる人も結構いると思いますが、『いたずらごころ』「アンコール」とサーナイトの先制技「かげうち」を組み合わせることで、優先度+1で「ハイパーボイス」を撃つことができます。
 

必要なのは、
① 『いたずらごころ』「アンコール」ができるポケモン
② (高火力全体技を持っていて)優先度+1の技を持ち、①より遅いポケモン
 

例えば先発に、レパルダスレパルダス メガサーナイトサーナイトを選出します。
 

1ターン目
レパルダスが「ねこだまし」、サーナイトが「ハイパーボイス」を打ちます。
 

2ターン目
レパルダスが味方のサーナイト方向に「アンコール」を選択
サーナイトが相手どちらかに優先度+1の技(今回は「かげうち」)を選択

 

相手がこのターン優先度+1以上の技を打ってこないとして、
レパルダスがサーナイトに「アンコール」を打ち、続けて「アンコール」を受けたサーナイトは、優先度+1の「かげうち」を選択しているので、優先度はそのままで「ハイパーボイス」を打つことができます。
3ターン目以降は「アンコール」を受けているのでサーナイトは「ハイパーボイス」を打つことしかできませんし、もちろん優先度は0で打つことになります。
 

このギミックが流用できそうなのは、例えばこんなポケモンでしょうか。
 

ニンフィアニンフィア → 「ハイパーボイス」+「でんこうせっか」または「つぶらなひとみ」
メガユキノオーユキノオー → 「ふぶき」+「こおりのつぶて」
メガカメックスカメックス → 「だくりゅう」または「しおふき」+「アクアジェット」
デンリュウ → 「ほうでん」+「プラズマシャワー」
 
 

 メガサーナイト

ハイパーボイス サイコキネシス まもる かげうち @サーナイトナイト / トレース→フェアリースキン
メガシンカ前:171-*-85-194-135-105
メガシンカ後:171-*-85-238-155-125
努力値:H220 C252 S36
性格:ひかえめ


D : メガゲンガーの「ヘドロばくだん」を93.75%の確率で耐える。

 

今回のエース兼ギミック要員。「ハイパーボイス」を1度先制で打つことができるのであまりSには振らず耐久と特攻に振りました。
 

メイン技の「ハイパーボイス」、エスパー技には威力を重視して「サイコキネシス」を採用しました。「まもる」も確定として、4枠目は「サイドチェンジ」か「かげうち」で悩みましたが、気合のタスキで耐えた相手にも打てるかもしれない「かげうち」を取りました。
 
 

 ウルガモス

ねっぷう めざめるパワー氷 むしのさざめき オーバーヒート @こだわりスカーフ / ほのおのからだ
実数値:161-*-85-205-125-152
努力値:H4 C252 S252
性格:ひかえめ

 

レパサナ(レパルダス+サーナイト)をあまり意識させないように、レパルダスの既存の並びとして、レパウルガ(レパルダス+ウルガモス)として意識させたかった枠。サーナイトの「ハイパーボイス」で削りきれなかった分をスカーフ「ねっぷう」で掃除したり、フェアリー耐性で裏から投げるのに使っていました。
一応意地スカーフランドの上から「めざめるパワー氷」を打つことはできますが、最近はチョッキなどスカーフ以外の持ち物を持っていることも多く、「めざめるパワー」を打っても、返しの「いわなだれ」で倒されてしまうため、「めざめるパワー」に関してはタイプを地面に変更するか、それとも「ギガドレイン」に変更してもいいのかなと思いました。
 
 

 ギャラドス

たきのぼり ちょうはつ でんじは まもる @オボンのみ / いかく
実数値:202-145-100-*-120-146
努力値:H252 B4 S252
性格:ようき

 

『いかく』で浮いてるポケモンが欲しいと思い採用。霊獣ランドロスと迷いましたが、自分のパーティが「じしん」を打ちにくい点と、「でんじは」による素早さ操作ができる点、炎耐性の有無からギャラドスを選択しました。レパサナで「ハイパーボイス」を2回通した後に、裏から投げて『いかく』と「でんじは」で場を整える役割をきっちり果たしてくれました。
持ち物は、以前はサンダーにオボンの実を取られてしょうがなく食べ残しを持たせていたのですが、サンダーが前のめりな構成になったためこちらにオボンを。
 

サンダー サンダー

10まんボルト めざめるパワー氷 まもる おいかぜ @たつじんのおび / プレッシャー
実数値:179-*-106-171-110-158
努力値:H108 B8 C204 S188
性格:おくびょう

 

「おいかぜ」と電気打点が欲しかったので採用。レパサナを先発に出したときには、だいたい裏がギャラドス、テラキオン、ウルガモスのどれかになっていることが多いと思ったので、裏から投げることを踏まえて、耐久に回すのではなく本体の素早さを上げようと思いこの形に変更しました。
 

調整はORAS初期に考えたので古いかもしれませんが、Cは「めざめるパワー氷」で4振りボーマンダを確定一発までで、素早さは最速霊獣ランドロス抜き調整となっています。ランドロス抜きまで振ったことで、これまで重かったリザードンに対してだいたい上を取れるようになったかもしれません。(PGLによると控えめ62.5%、臆病27.1%。)
 

また、「まもる」を採用したことで、集中を防ぐことができたり、縛り関係を解除することができました。実際にサンダーの「まもる」の採用率は13%と低く、入れて良かった技だと思っています。
 
 

テラキオン テラキオン

いわなだれ インファイト ファストガード まもる @ラムのみ / せいぎのこころ
実数値:167-181-110-*-110-176
努力値:H4 A252 S252
性格:ようき

 

ガルーラを上から殴れて、ここまで一貫している岩技に耐性を持っていて、物理打点が欲しいなと思ったので入れました。持ち物は「でんじは」や「おにび」から1度守ってくれるラムにしました(一応レパルダスといばラムができたりできなかったりww)。
 

以前は「つるぎのまい」を採用していたのですが、果たしてこれでいいのかは以前から疑問に思っていて、悩んでいました。普段はよくトリプルバトルをやっているのですが、「ファストガード」持ちテラキオンを使ってしっくりきたので、こちらでも使ってみることにしました(トリプルとダブルでは「ファストガード」の目的がだいぶ変わりますが・・・)。
 

「ファストガード」にしてよかったなと思ったのは2つあり、残りHPの少なくなった「おいかぜ」下のサーナイトやスカーフウルガモスが、死にだしなどで出てくるガルーラの「ねこだまし」に縛られずに動ける点。そして、化身ボルトロスの「でんじは」から守れる点です。
 
 
 
 
 

選出

メガサーナイトレパルダス
 

基本選出はレパルダスサーナイトがほとんどです。先ほど「ハイパーボイス」を優先度+1で撃つ方法を説明しましたが、要はこれがやりたかったわけですね。これがどのくらい知ってる人がいるかわからず、選出画面ではレパウルガ出しますよ~と圧力をかけて(かかっていたかは知らない)、偽装バレ防止と初手に鋼をなるべく呼ばないようにしたかったつもりです。
 

オフではギミックを成功させた試合ではすべて勝利していますし、思ったよりバレてないなというイメージでした。
 

ギミックが決まって4-2もしくは4-3の状況を作ったら、基本的にはサーナイトを引いて『いかく』を入れたり、S操作をしながら再び登場して「ハイパーボイス」を打っていく立ち回りになります。
 

今回、構築を組むにあたって意識したのは、前回レパルダスニンフィアで同じことをしたときに、ニンフィアの火力と耐久を両立しようと思った時にどうしても素早さに割けず、後続で「おいかぜ」しても抜けない相手が多かったことから、メガ枠を使ってでもある程度の耐久と素早さラインを確保できて、ニンフィアと同じくらいの打点があるサーナイトを使いたかったことです。
 

おわりに

グロリアクラシックの予選では、ギミックを通した試合は全部勝利していますが、それをできなかったときはだいぶ怯みや「いばる」で勝ってしまった試合が多かったように感じました。
まだまだ自分の立ち回りやパーティの構築力など甘い部分が多いと思うので本戦にむけて練習していこうと思います!
でもギミック自体は決まるととても楽しいので、レパルダスとサーナイトの組み合わせに限らず優先度+1「アンコール」をやってみたいと思った方はぜひやってみてくださいね!
長くなってしまいましたがここまで読んでくださった皆様ありがとうございました!

次回はたぶんトリプルの構築を書こうかなと・・・
ではでは~
 

著者紹介

きみどり[@7_mizukimidori] BLOGよりどりきみどり
大学4年。シングルトリプル中心でのんびり総合勢。ポケモン/水樹奈々/花澤香菜/グロリアクラシック本戦出場権獲得しました!/アイコンは@Zetuboumgmg_67さんに描いてもらいました 今期は櫻子さんとスタミュ