CHALKに強すぎる2匹を入れたウォルフォン式雨サナバレル【過去作解禁】 | ポケモン攻略まとめ

CHALKに強すぎる2匹を入れたウォルフォン式雨サナバレル【過去作解禁】

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11月28日に福岡で行われたダブルバトルの大会、第28回「がにゅーオフ」で優勝したウォルフォン(@WorldRyuver)さんの構築を紹介させていただきます。
 

この構築はメガサーナイトを中心に据え、ニョロトノとルンパッパを採用した雨パとなっております。メガサーナイトと雨パを組み合わせた例は、2015年日本代表のバルドルさんが同年ジャパンカップおよび日本代表決定大会で使用したものがありますが、さらに炎タイプのポケモンと組み合わせたパーティは見られませんでした。炎タイプの技を半減にしてしまう天候雨と、炎タイプのポケモンは一見相性が悪いのではないかと思われるかもしれません。なぜ採用するに至ったかに着目してみましょう。
 
 


politoed by SailorClef on DeviantArt

 

パーティ

VGC2015VGC2015技1技2技3技4特性
ねっとうなみのりれいとうビームあまごいあめふらし
ねっとうギガドレインれいとうビームねこだましすいすい
サイコキネシスハイパーボイスふういんまもるトレース
ヘドロばくだんいかりのこなキノコのほうしまもるさいせいりょく
ドレインパンチはたきおとすファストガードねこだましいかく
せいなるほのおアイアンヘッドストーンエッジまもるプレッシャー

使用時期

2015/11
 

実績

第28回がにゅーオフ優勝
 

第28回がにゅーオフ 決勝戦


 
 
 

このパーティを組んだきっかけはバルドルさんのブログ「バルドルのなみのり日記」で掲載されている雨サナバレル(サーナイト+モロバレル)の構築記事でした。記事を読み、そのパーティを使ってみたいと思いましたが、どうせならオリジナル要素を入れたいと思いこのようなパーティになりました。
 
 
 

サナバレルとトノルンパのシナジー

はなひらく by こう on pixiv


 
 

「なみのり日記」ですでに書かれていますが、一応この記事でも説明しておきたいと思います。

 
 

サナバレルにとってのメリット

サナバレルの苦手なポケモンは主に炎タイプ(特にヒードラン)と、「いわなだれ」持ち(霊獣ランドロス、テラキオンなど)です。トノルンパ(ニョロトノ+ルンパッパ)はこれらのポケモンに強く、選出を躊躇させることができます。
 

トノルンパにとってのメリット

トノルンパの苦手なポケモンや展開は、水に強いポケモン(トリトドン、ウォッシュロトムなど)と、「おいかぜ」や「トリックルーム」などの素早さ操作です。水耐性があるポケモンに対してサナバレルは有利に動かすことができます。「おいかぜ」に対しては、「まもる」で時間稼ぎながら「いかりのこな」+「ハイパーボイス」で撃ち勝てます。「トリックルーム」を張られた場合は、モロバレルが「キノコのほうし」を撒き散らしてくれます。
 
 
 

サナバレルとトノルンパの弱点

【X】ファイアロー【Y】 by うるるとちりり on pixiv


 
 

もちろんこの4匹に共通する苦手なポケモンは存在します。バルドルさんはそれらをサンダーとワルビアルでカバーしましたが、この部分は自分なりの対策を考えました。
 
 

先制技対策

ルンパッパ、モロバレルに対して抜群をとり、鉢巻ならばサーナイトも1撃で処理できるファイアローはとても脅威です。また『いたずらごころ』を持つ化身ボルトロスは、ルンパッパに対して先制で「でんじは」を撒くことで『すいすい』を台無しにし、挙句の果てにサーナイトに「いばる」を撃ってきます。
 

これらの対策として「ファストガード」を覚えたズルズキンを採用しました。「ファストガード」を覚える多くのポケモンの中でズルズキンを採用した理由は、1つ目は特性が『いかく』であること、2つ目はCHALKに強いことです。このパーティは元々ガルーラスタンに強い構築でしたが、ズルズキンを採用したおかげで更に強くなりました。あと、ズルズキンの「ファストガード」は読まれにくいこともメリットとして挙げられます。
 

ギルガルド+高耐久フェアリー(主にニンフィア)対策

どのような構築を組んでもサーナイトの天敵となるギルガルド。このポケモンをどう処理するか、ずっと悩まされました。また、ズルズキンを採用したことでニンフィアに弱くなりました。サーナイトに「ふういん」を覚えさせて「ハイパーボイス」を撃たせないようにしていますが、それだけでは完璧な対策とはなりません。
 

ここまでで物理型のポケモンは火力の低いズルズキンだけなので、物理アタッカーでありながら「キングシールド」を怯えずにギルガルドを処理できるポケモンはいないかずっと考えていました。そのとき思い付いたのがエンテイでした(きっかけはバルドルさんのWCS2015レポート)。エンテイは「アイアンヘッド」も覚えるのでフェアリーも処理できます。また、エンテイの苦手な霊獣ランドロスやヒードランは、トノルンパを見せれば選出されることはほぼ無いので非常に動かしやすいです。
 

これでパーティの6匹が決まりました。以下個別解説となります。
 
 
 

 

個別解説

ニョロトノ ニョロトノ

ねっとう なみのり れいとうビーム あまごい @こだわりスカーフ / あめふらし
実数値:165-*-96-142-120-134
努力値:B4 C252 S252
性格:おくびょう

 

ニョロトノといえば耐久をあげてサポートに徹するタイプが多いと思いますが、ここではスカーフを巻いて一緒に殴るタイプで採用しました。相手のパーティによっては、ルンパッパは選出する余裕はないが雨を降らせたいときがしばしばあるので、単体性能を上げるためにスカーフを持たせました。ルンパッパと一緒に130族を超える素早さで殴っていくのはとても楽しいです。
 
 

 ルンパッパ

ねっとう ギガドレイン れいとうビーム ねこだまし @とつげきチョッキ / すいすい
実数値:155-*-71-91-156-120-122
努力値:B4 C252 S252
性格:ひかえめ

水タイプの技は「ハイドロポンプ」か「ねっとう」かで迷うところですが、命中安定を重視して「ねっとう」を採用しました。余談ですが、このパーティはエンテイの「せいなるほのお」と「ストーンエッジ」以外、命中100%の技しか採用していないです。とつげきチョッキを持たせることで特殊に非常に強くなり、ニョロトノなしでもある程度戦えます。
 
 

メガサーナイト メガサーナイト

サイコキネシス ハイパーボイス ふういん まもる @サーナイトナイト / トレース→フェアリースキン
メガシンカ前:159-*-87-176-136-132
メガシンカ後:159-*-87-220-156-152
努力値:H124 B12 C116 D4 S252
性格:ひかえめ


H : 16n-1
B : 177メガガルーラ(A-1)の「すてみタックル」を耐える(87.5%)

 

今の環境なら、準速100族でほぼ先に行動できます。
 

「サイコキネシス」で雨パの天敵であるモロバレルを処理でき、「ハイパーボイス」+ゴツゴツメット2回+「すてみタックル」の反動ダメージでメガガルーラを処理できます。
 

さらに「ふういん」でニンフィアなどの「ハイパーボイス」を阻止できます。
 
 

モロバレル モロバレル

ヘドロばくだん いかりのこな キノコのほうし まもる @ゴツゴツメット / さいせいりょく
実数値:221-*-134-105-101-40
努力値:H252 B252 D4
性格:のんき


B : 167ボルトロス(A+1)の珠「フリーフォール」で166~198ダメージ(75.1~89.5%)
S : 麻痺した最速100族-1
S : 最遅トリトドン+1

 

ボルトロス(A+1)の珠「フリーフォール」を耐えるためにHBに厚く振りました。攻撃技は「ギガドレイン」が採用されることが多いですが、「ヘドロばくだん」を採用しました。その理由として、草技はルンパッパがいるから不要なことと、フェアリーと草タイプに対抗するためです。
 
 

 ズルズキン

ドレインパンチ はたきおとす ファストガード ねこだまし @オボンのみ / いかく
実数値:172-156-135-*-136-72
努力値:H252 A252 D4
性格:いじっぱり

 

HPを最大まで上昇させれば丁度4nとなり、回復効率がいいのでオボンの実を持たせました。ズルズキンは耐久力が高いポケモンですが、素早さが低いため集中攻撃を受けやすく、簡単に倒されることも珍しくはありません。しかしオボンを持たせることでその不安がなくなり、『いかく』が入ってないガルーラにも「ドレインパンチ」の回復と合わせることで殴り勝つことができます。
 
 

エンテイ エンテイ

せいなるほのお アイアンヘッド ストーンエッジ まもる @いのちのたま / プレッシャー
実数値:191-183-106-*-96-151
努力値:H4 B4 A252 D4 S244
性格:いじっぱり

 

エンテイの性格は陽気で最速にするのが一般的ですが、ギルガルドを素早く倒すために意地っ張りで採用しました。ちなみにこのエンテイの「せいなるほのお」で167-170ギルガルドを68.8%の乱数で倒すことができます。「アイアンヘッド」はフェアリータイプのポケモンを処理するために採用しました。
 

タイプ一致「せいなるほのお」の威力が150、2倍弱点を突いた抜群の「アイアンヘッド」が160なのであまり変わらないと思いますが、命中100%であること、雨が降っても威力が落ちないこと、岩タイプにも対抗できることというメリットがあるので採用する価値はあると思います。
 

「ストーンエッジ」を採用した大きな理由は無いですが、リザードンやボーマンダに抜群とれるので状況によってはあると便利です。
 

素早さはメガサーナイト-1。揃えるよりどっちが先に動くか分かっていた方が動かしやすいと思ったので151で抑えました。
 
 
 
 

選出

このパーティはガルーラスタンに非常に強いです。立ち回りを覚えたら、変なギミックがない限り簡単に勝てます!ここでは2つのタイプのガルーラスタンに対しての立ち回りを軽く説明します。
 
 

vs CHALK + ボルトロス

こちらの選出
モロバレルメガサーナイトモロバレルサーナイト + ズルズキンニョロトノズルズキンニョロトノ
 
 

相手の予想選出
化身ボルトロスメガガルーラ化身ボルトロスメガガルーラ + クレセリア モロバレル or 霊獣ランドロス クレセリア モロバレル or 霊獣ランドロス
 
 

1ターン目
「ねこだまし」警戒で両「まもる」。
 

2ターン目
「いかりのこな」、「ハイパーボイス」。この時メガガルーラが「すてみタックル」を選択したのであれば「ハイパーボイス」で落ちることは確定。化身ボルトロスはモロバレルに「ちょうはつ」。
 

3ターン目以降
モロバレルをズルズキンに交換、サーナイトは「まもる」。ズルズキンに換えてからは「ファストガード」でサーナイトを守りながら「ハイパーボイス」をぶっぱなしていく。処理しきれなかったポケモンはスカーフニョロトノでお掃除。
 
 

vs CHALK + ニンフィア

こちらの選出
ズルズキンメガサーナイトズルズキンサーナイト + モロバレルニョロトノモロバレルニョロトノ
 
 

相手の予想選出
ニンフィアメガガルーラニンフィアメガガルーラ + クレセリア モロバレル or 霊獣ランドロス クレセリア モロバレル or 霊獣ランドロス
 
 

1ターン目
ズルズキンをモロバレルに交換、サーナイトは「まもる」。トノルンパを見せると相手は99.9%ガルニンフを先発で出してきます。モロバレルはこの時、ニンフィアの「ハイパーボイス」を受けますが、そのときのダメージで眼鏡を持っているかどうかがわかります。
 

2ターン目
モロバレルは「いかりのこな」、ニンフィアの持ち物が眼鏡と判明したらサーナイトは「ふういん」(眼鏡じゃなかったとしても「ふういん」してOK)。
 

3ターン目以降
ニンフィアが眼鏡で「ふういん」が決まったらニンフィアは交換しますので、交換先に「ハイパーボイス」を当てることができます。交換先がランドロスならダメージ量でチョッキかどうかがわかります。このとき、モロバレルはメガガルーラに2回殴られます。「すてみタックル」なら倒されてしまいますが、サーナイトの「ハイパーボイス」でメガガルーラも倒せます。それ以降はズルズキンとサーナイトで処理できます。
 
 

おわりに

このパーティはガルーラスタンに強すぎる分、他の奇抜なパーティに弱いと思います。また、飛行と地面の一貫性があるという欠点もあるので改善の余地はあります。コメント、感想、質問等がありましたら[email protected]WorldRyuverまでご連絡下さい。
 

最後まで読んで頂きありがとうございました。
 

第28回「がにゅーオフ」の大会結果はこちら[外部リンク]
 

著者紹介

ウォルフォン[@WorldRyuver]  
ポケモンダブル勢TNウォルフォン 第28回がにゅーオフ優勝 第20回アリーナオフベスト16 太鼓の達人段位道場4段