冬の大会に向け、注目の構築サンプルを紹介![前編] – ポケモンORASダブルバトル(VGC2016) | ポケモン攻略まとめ

冬の大会に向け、注目の構築サンプルを紹介![前編] – ポケモンORASダブルバトル(VGC2016)

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TPCi(海外株式会社ポケモン)より公開された、2010年のGSルールで世界10位となったScott Glaza氏によるVGC2016サンプルパーティ紹介の翻訳記事となります。過去の考察翻訳記事もページの最後にまとめておりますのでぜひご覧ください。
 
 
 

VGC2016シーズンについていっていないのであれば、来たる冬の地区大会で繰り広げられる対戦に驚かされることでしょう。VGC2015でよく見られたこの対面の代わりに、
 


 
 

VGC2016ではこのようなシーンをよく見かけることになるでしょう
 


 
 

今年のルールではVGC2015シーズンで使用が禁止されていた伝説ポケモンを2体パーティに組み込むことができますが、最もよく使用されるのはグラードン、ゼルネアス、カイオーガ、レックウザです。
 

今週末に開催される冬の地区大会はVGC2016ルールの下、北米で行われる最初の大きな大会となりますが、選手たちは昨年の11月初旬のルール発表からずっと練習を積んできています。最初の大きな大会に向かう前に、この新しいルールを理解すべく使用率上位の構築をいくつか見ていきましょう。
 
 
 

ボス戦

 

ゼルネアス、グラードン、ドーブルの3体が冬の地区大会で最も恐れられるパーティの中心を成しています。全ての兆候が、冬の地区大会でこの見事な3体が多く見られることを示しています。
 

ドーブルは強力な2体の伝説ポケモンと並ばせるには奇妙なポケモンに感じるかもしれませんが、間違いなくこのパーティで決定的な役割を担っています。この3体を組み込んだサンプル構築、そしてよく一緒に使用されるポケモンを見ていきましょう。
 
 

グラゼルネドーブル

 

VGC2016VGC2016性格技1技2技3技4特性
臆病マジカルシャインムーンフォースジオコントロールまもるフェアリーオーラ
陽気ふんかほのおのパンチだんがいのつるぎまもるひでり
陽気このゆびとまれダークホールニードルガードねこだましムラっけ
意地ブレイブバードフレアドライブファストガードおいかぜはやてのつばさ
陽気ねこだましグロウパンチおんがえしふいうちせいしんりょく
無邪りゅうせいぐんすてみタックルハイパーボイスまもるいかく
 

この構築はVGCの歴史の中で最も対戦相手のプレイスキル(そして度胸)を試す類のものかもしれません。ゼルネアスは「パワフルハーブ」を持っており、「ジオコントロール」を使用して1ターンで素早さ、特攻、特防を2段階ずつ上昇させることができます。この特上のパワーでゼルネアスはこの構築の重要なアタッカーになります。対戦相手は「ジオコントロール」によるゼルネアスの能力上昇が怖いので早急に処理しようとしますが、このパーティにはゼルネアスを守る方法が多くあります。
 
 

ドーブルはゼルネアスへの攻撃を「このゆびとまれ」や「ねこだまし」で防いだり、「ダークホール」で相手のポケモンを2体とも眠らせたりできます。ドーブルとゼルネアスはどちらも早急に処理すべき対象となるポケモンです。この戦略によって対戦相手はこの厄介な2体のポケモンのどちらを優先して倒すのかを選ばされる困難な状況に陥ります。
 
 

この構築の残りのポケモンも楽に対応できるポケモンではありません。メガガルーラは「ねこだまし」による怯みで、ドーブルの「ダークホール」やゼルネアスの「ジオコントロール」をサポートします。メガガルーラはまた、対戦相手がゼルネアスやドーブルに集中攻撃をしかけるのを思いとどまらせます。ゼルネアスの「まもる」やドーブルの「ニードルガード」で集中攻撃を防いでいる間に、メガガルーラが「グロウパンチ」を積むことで全くダメージを受けずに攻撃を2段階上昇させて、試合の流れを変えてしまうことができるので、対戦相手はメガガルーラも放置するわけにはいきません。
 
 

この構築に散りばめられたトリックの多さを証明するポケモンであるゲンシグラードンについてまだ言及していませんでした。多くのプレイヤーが最強だと考えるポケモンです。ゲンシグラードンは強力な攻撃の組み合わせで相手のパーティを破壊するのに2,3ターンしか要しません。そして、この構築にはゲンシグラードン以外にも放置できないポケモンがたくさんいるので、ゲンシグラードンが攻撃する余裕が生まれます。
 
 

ファイアローは「おいかぜ」によってパーティの素早さをサポートでき、また特性『はやてのつばさ』によって相手のゼルネアスが「ジオコントロール」を積んだ後でも先に行動できます。「ファストガード」はファイアローの重要な技です。「ファストガード」によって味方のゼルネアスやドーブルを先制技、特にメガガルーラの「ねこだまし」や特性『いたずらごころ』を持つ化身ボルトロスの「でんじは」や「ちょうはつ」から守ることができます。
 
 

ボーマンダは特性『いかく』によって相手の攻撃を下げることで、味方のポケモンがより多くの攻撃を耐えられるようにできますし、メガボーマンダは強力なダメージソースとなり特にレックウザに対して強いです。
 
 

この人気の構築にいるポケモンは全て試合を決定付ける潜在的な危険があるので、このような構築と対戦することになった際は1ターン1ターンの行動を慎重に選択しなければなりません。そして今年の冬の地区大会に参加するのであれば、多分対戦することになるでしょう!
 
 

最後に、グラゼルネドーブルの構築によく採用される他のポケモンは次のとおりです。
 

    
 
 
 

山火事を止められるポケモンは2体だけ

 

オーガレック

 

VGC2016VGC2016性格技1技2技3技4特性
控えこんげんのはどうれいとうビームしおふきまもるあめふらし
陽気ガリョウテンセイしんそくたきのぼりまもるエアロック
勇敢ジャイロボールパワーウィップやどりぎのたねまもるてつのトゲ
穏や10まんボルトでんじはちょうはつまもるいたずらごころ
意地じしんいわなだればかぢからとんぼがえりいかく
臆病ヘドロばくだんみがわりかなしばりまもるふゆう
 

カイオーガとレックウザの組み合わせは今までの所、このシーズンで二番目に人気の禁止伝説ポケモンの組み合わせで、使用率はグラードンとゼルネアスの組み合わせに負けているだけです。この2体はグラードンの使用率の高さを利用して勝利に繋げようとします。なぜなら、この2体の最大の強みは相手のグラードンに常に圧力をかけられる点にあるからです。ゲンシカイオーガの特性『はじまりのうみ』とレックウザの特性『エアロック』、そしてメガレックウザの特性『デルタストリーム』の組み合わせによって、相手のゲンシグラードンは特性『おわりのだいち』による天候を維持するのが極めて困難になり、レックウザやカイオーガはみずタイプの技でグラードンを倒せるようになります。
 
 

メガレックウザとゲンシカイオーガはパーティの火力の殆どを担っているので、残りのポケモンは好ましい展開を作れるよう重要な対戦でサポートできるポケモンが典型的に選ばれています。
 
 

危険なゼルネアスを制御することはメガレックウザとゲンシカイオーガの2体を中心に組まれたパーティにとって最優先事項です。どちらのポケモンもフェアリータイプの技に対して耐性を持たないので、カイオーガとレックウザがサポート技を受けていない状況下においては、「ジオコントロール」を積んだゼルネアスは素早く試合を終わらせてしまうことができます。はがね/くさ複合タイプのナットレイはこの問題解決に最も多く使用されるポケモンです。ナットレイは「ジャイロボール」でゼルネアスに対して、「パワーウィップ」でカイオーガに対して大きなダメージを与えられます。ナットレイの代わりにモロバレルを使おうとするプレイヤーもいますが、「キノコのほうし」と「いかりのこな」が使用できる代わりに火力はかなり落ちてしまいます。
 
 

カイオーガとレックウザを採用した構築では、ナットレイかモロバレルを入れた後、残りのポケモンに何を入れるか様々です。サンプル構築では化身ボルトロス、霊獣ランドロス、ゲンガーで締め括っています。化身ボルトロスはゼルネアスやメガボーマンダのような厄介なポケモンに対して「でんじは」を使って素早さを下げたり、ドーブルに対して「ちょうはつ」を使用して「ダークホール」を防いだり、「10まんボルト」でカイオーガやファイアローにダメージを与えたりできます。
霊獣ランドロスは特性『いかく』によって相手の物理攻撃を弱めることで、相手のグラードンやホウオウ、ファイアローとの対面を更に楽にしてくれます。
 
 

一見すると、最後に入れたゲンガーに違和感を覚えるかもしれません。ゲンガーをメガシンカさせた試合ではレックウザをメガシンカさせることができませんよね。しかしながら、メガゲンガーは特性『かげふみ』により相手のゲンシグラードンの交代を封じることができるので、その間にカイオーガやレックウザの攻撃で倒すことで多くの場合、勝利に繋げることができます。
 
 

最後に、オーガレックの構築によく採用される他のポケモンは次のとおりです。
 

    
 
 

グラードン、ゼルネアス、レックウザ、カイオーガの4体のポケモンはどれも強力なので選手たちは冬の地区大会の間に全ての潜在的な組み合わせを必ず試すことでしょう。
 
 

次に、来る大会で結果を残すかもしれない、より注目度の低い禁止伝説ポケモンを組み込んだ構築をいくつか見ていきましょう。
 
 
 

闇のヴェール

 

グライベル

 

VGC2016VGC2016性格技1技2技3技4特性
臆病あくのはどうデスウイングバークアウトまもるダークオーラ
臆病ふんかだいちのちからかえんほうしゃまもるひでり
意地アイアンヘッドじゃれつくふいうちまもるいかく
臆病ねこだましイカサマアンコールいばるいたずらごころ
勇敢ジャイロボールパワーウィップやどりぎのたねまもるてつのトゲ
穏や10まんボルトでんじはちょうはつまもるいたずらごころ
 

強力な全体攻撃やメガシンカ、ゼルネアスの「ジオコントロール」のような能力を上昇させる技がないからと、イベルタル構築は見落とされがちです。しかし、イベルタルの特性『ダークオーラ』が強力なので、冬の地区大会に向けてイベルタル構築を試しているプレイヤーもいます。ゼルネアスを入れた構築では特性『フェアリーオーラ』の恩恵を受けるポケモンが基本的にはゼルネアス自信だけなのに対して、イベルタル構築ではあくタイプの攻撃技の威力を上げる特性『ダークオーラ』の恩恵を受けられるポケモンが何体か組み込まれます。イベルタル構築では個々のポケモンのパワーよりもポケモン間のシナジーがより強く求められるので、組み立てるのが難しいけれどやりがいがあるものでしょう。
特性『ダークオーラ』中心の組み立てを上手く完成させることができれば、このダークホース的な構築を冬の地区大会の頂点に輝かせることができるでしょう。
 
 

イベルタル構築を組み立てる際は特性『ダークオーラ』の恩恵を受けられるポケモンから決めていくことが多いです。レパルダスはよく使われるポケモンで、「イカサマ」と「ねこだまし」を使用できます。「イカサマ」は攻撃を受けるポケモンの攻撃ステータスでダメージ計算を行う技ですが、特性『ダークオーラ』による補正とタイプ一致攻撃による補正の両方の恩恵を受けることができます。イベルタル構築では「イカサマ」と相手の攻撃を2段階上げつつ混乱させる技「いばる」(これにより「イカサマ」のダメージを上げることができます)を覚えさせたポケモンを何体か入れる場合もありますが、このサンプル構築ではレパルダス以外はより保守的な組み立てにしています。
 
 

この構築であくタイプの技を覚えさせていりもう1体のポケモンはメガクチートです。メガクチートはイベルタルと一緒に採用されることが最も多いメガシンカポケモンです。この2体は素晴らしいシナジーを持ちます。イベルタルの特性『ダークオーラ』がメガクチートの「ふいうち」の火力を上げる一方、メガクチートは「アイアンヘッド」でイベルタルが苦手とするゼルネアスを倒すことができます。
 
 

信頼できるイベルタル構築を組み立てるにはゼルネアスに強いポケモンを何体か組み込む必要があります。サンプル構築ではイベルタルをゲンシグラードンと組み合わせることにしました。ゲンシグラードンは禁止伝説ポケモンの中では一番ゼルネアスに強いポケモンです。ゲンシグラードンとイベルタルの組み合わせだと相手のゲンシカイオーガが重くなりうるので、ナットレイを採用することにしました。この構築にはクチート、ナットレイ、グラードンがいるので、ゼルネアスとの対戦はより期待できるものになります。
 
 

イベルタルには「じゃくてんほけん」を持たせています。この持ち物によって努力値を素早さと耐久に振ることに集中できます。カイオーガの「れいとうビーム」やグラードンの「いわなだれ」のような効果抜群の技を耐えて「じゃくてんほけん」を発動させ、特攻を上げるのが理想的な展開です。イベルタルは「バークアウト」で相手2体の特攻を下げつつ、「デスウイング」でHPを回復するので、倒すのが難しいポケモンになります。
 
 

このサンプル構築のイベルタルには「おいかぜ」を覚えさせていないので、最後に構築に採用するポケモンに素早さ操作の技を持たせることが重要になります。「でんじは」は殆どの厄介なポケモンの素早さを下げることができるので、化身ボルトロス採用は信頼できる選択となります。今回は化身ボルトロスに「いばる」や「イカサマ」を採用して特性『ダークオーラ』とのシナジーを利用する代わりに、「ちょうはつ」と「まもる」を採用して相手のドーブルをより安全に処理できるようにしました。
 
 

最後にイベルタル構築によく採用される他のポケモンを紹介します。
 

    
 
 


構築サンプル「後編」はこちら


 
 
 

関連リンク

 

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